ピルを服用すると体はどのように変化するのでしょうか?まず、妊娠することを回避できますし、生理周期や生理前のイライラ感を改善することができますので、心も体も健康になることができます。それではピルについてご説明していきます。

更年期治療の低用量ピルとおりものとプラセンタ

低用量ピルは避妊薬としてのイメージが強いのですが、月経周期を整えたり、PMSの緩和やニキビや多毛症の改善などに使用されています。閉経を挟んだ前後5年間を更年期と言いますが、この時期には、女性ホルモンうちエストロゲンの分泌が減ってきて、ホルモンバランスが崩れることにより、月経周期が乱れたり、のぼせやほてり、手足の冷え、イライラや頭痛、めまい、不眠などがおこってきます。これら更年期症状の改善に、低用量ピルやプラセンタ注射が用いられています。
40~50歳の更年期の初期症状には低用量ピルが効果的で、婦人科で処方されています。ピルを服用することにより排卵が止まってしまうために、おりものにも変化が現れます。さらさらしたおりものが続くようになります。また、女性ホルモンが少なくなるためにおりものの量自体が減ってしまいます。しかし、おりもののにおいがきつくなったり、色がおかしいなどの症状がある場合は、婦人科の病気の可能性が考えられますので、産婦人科に行きましょう。また、更年期障害の治療に用いる場合は、保険適用外なので自費となりますが、3000円程度です。
プラセンタは、健康なヒトの胎盤を加熱処理しウイルスがない状態にしたものが製剤としてあり、更年期障害の治療には注射剤として用いられています。プラセンタは各種アミノ酸やビタミン、ミネラルを含み、また、成長因子と呼ばれるものも含んでいるため、細胞の若返りを期待し美容業界でも用いられているものです。
プラセンタ注射することにより、衰えていた卵巣の働きを助け、ホルモンバランスが整えられます。また、各主成分により、血行が促進されたり、疲労が回復されたり、造血作用が働いて複合的に更年期障害が改善されることが報告されています。更年期障害の場合、35歳以上では保険適応されることがほとんどのようです。